年収よりもやりがいを選ぶエンジニア
先日、とあるエンジニアを採用した。
彼は、元々世界的大手ゲーム会社に勤めていた方。
しかしそのゲーム会社の日本法人が消滅し、次の仕事を探していた。
ゲームよりももっと社会性の強い会社で仕事がしたい。
彼はそのようなことを言っていた。
その会社ではかなりの高収入で仕事をしていたが、
うちの会社ではそのような年収を出すことはできず。(会社全体の給与バランスを見ても難しい)
ただ、やりがいだけは用意することができた。
個人が仕事を選ぶときに確かに「収入」というのは大きな選択要因になりうるわけだが、
彼は「やりがい」が最大のプライオリティだった。
自社のやりがいをどこまで要素分解して相手に伝えることができるかしかベンチャーには訴求要素はない。
もちろん、そんな中でも高収入カードを提示できるベンチャーもいるかもしれないが、
高収入のプライオリティが高い人はエンジニアに限らずさらに高収入の職場を探し、
見つかり次第そこに移るリスクが高い。
だからこそ、やりがいで訴求することが大事だし、そこを訴求出来るかどうかが、
その会社の採用競争力を高めることにもつながると思う。